
✭直感力を養う(水の実習)
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パウロ・コエーリョ作 『星の巡礼』より7日間、
水の実習を行った。
目的をもたないで、水と遊ぶ。当たり前にある水。
今まで、感謝が足りなかったかも…。なんて思った。
水があることは、宇宙からの無償の愛だ。水に触れて
いると、とても心地よかったな。
眺めたり、触れて感じていると、何度か居眠りしてし
まったほどだ。
はじめは、ひとつの水たまりだけど、ピチャピチャと
手のひらや指で触っていると、分散されてゆく水。
まとめようと思ってもまとまらない。
元に戻すことは無理だ。コントロールができない。
ちいさな水たまりができた机の上は、まるで無数の
星が散らばった夜空のようだった。眺めているだけで
私は、安心した。幸せも成功もちゃんと、わたしの中
にあるのだと確信できたからだ。
しかし、水だけあればいいとは思わなかった。
本当に欲しいものを望めばいい。望むもの、すべて手
に入れることができる。
って、そう感じることができた。
水の実習は、水と遊ぶだけではなかった。めだかやサ
カマキ貝たちが、わたしのメッセンジャーになった。
わたしに、怒鳴るめだかもいて…。(笑)めだかの様
子を伺って、感じて、後からやって来た、4匹のめだ
かを別の水槽に移した。
それが、空を現していることに私は、気づいた。
はじめにやって来た2匹、秋桜めだか(オス)とブル
ーピンクめだか(メス)は、夕方の空。
その後にやって来た4匹、ブラックめだか(オス)と
楊貴妃めだか(メス)そして、幹之めだか(オス)と
赤ラメめだか(メス)は夜空。楊貴妃めだかは、身体
も大きく、温かな満月だ。
この4匹が引っ越した水槽は、もともと主にミジンコ
を含めた微生物水槽になっていた。たくさんのミジン
コが死んで、色んな微生物が生まれた。ゾウリムシや
光合成細菌、クロレラは私が、餌として投入してたけ
れどその他にも、土には色んな生物が生きていて。
糸ミミズや水ミミズっていうのかな?ミミズがミジン
コたちと楽しそうに踊ったりして。
ミジンコを育てよう、増やそうと思って立ち上げた水
槽だけれど、思うように増えなかったし、全滅もしな
かったけれど、たくさんのミジンコの死は、謙虚さと
信じる心と執着心を手放すことを教わった。
上空を輝かすためには、ミジンコの死が必要だった。
謙虚さを忘れないでいる夜と心温かな月。そして、希
望の赤星と青星のめだかたちが夜空を表現し、とて
も、ロマンチック。
移動前の水槽で
「悪いエロス」と「善いエロス」を目の当たりにし、
感じることができた。
直感力もなんだか順調みたいだ。
私は、3つの愛である
「エロス(性愛)」「フィロス(友情の形の愛)」
「アガペ(無償の愛)」を学び続けているみたいだ。