パウロ・コエーリョ作 『星の巡礼』より
登場人物のパウロとペトラスがガイドとなって
サンチャゴへの道を旅しています。
この実習のところでは「死」について学びました。
私は、ここに差し掛かる前、強い恐れを感じました。
その失うことの恐れです。それは、失敗や不運な
出来事から失った対象物よりも、むしろ”愛する”こと
をやめてしまう恐れであることに気づきました。
ここでも、めだかや貝が私のメッセンジャーになり
ました。広い水槽に引っ越ししてから、めだか2匹と
共に暮らしていたさかまき貝と
新しい水槽に加わった赤星のめだかを失ったのです。
具体的な出来事は書きませんが、メッセージは
・愛すること(無償の愛、博愛)
・内なる自分を信じること
・ゆっくり生きること(先を急がないこと)
・今にいること
(死の瞬間、過去に戻ってゆきます。未来を見過ぎても不安になり、結局、慣れた過去に居続けることになるからです。)
私は、常に”意識の向け先に注意を払うこと”が重要だ
と感じました。
〜生きたまま葬られる実習では
想像力が足りないのか、なかなか進みませんでした。
何度も途中、眠ってしまって…
目覚める瞬間は、窓から吹き込んでくる風が優しく
心地良かったこと。鳥たちがはしゃぐ声に、
生きている喜びを感じられたこと。私は、それで
この実習にOKを出しました。
そして、またサンチャゴへの道を歩いてゆきます。