パウロ・コエーリョ作『星の巡礼』より、
ペトラスとパウロが、わたしのガイドとなって
サンチャゴへの道を旅しています。
ここでは『狂気』について学んだ。めだかのアルマが
亡くなってから3日後にめだかのポテントが亡くなっ
た。ポテントの死は「原因と結果」だと言う。
私は、ポテントにはかなり腹が立っていた。ミジンコ
をいっぱい与えようと思い、私は、増殖に必死になっ
ていた。
アルマが亡くなる日の早朝にミジンコが全滅。
次の休日まで人工餌でゆくことにした。
その理由は、きっと
「餌には餌」だと思い、私は量で戦おうとしていた。
けれど、その考えは間違いだったようだ。
活き餌には人工餌なんだ。って思ってたのだけれど
その翌週もやっぱり全滅。
その考えも違うかもしれないなぁ。
そもそも理解してもらおうとかは違うのだ。
私が助かったことと言えば、恨みを持たないで、
公平に接しようとか愛そうと努力したことかも
しれない。
めだかのなかにも、イジメは存在するし環境に慣れ
るのも大変なんだ。世話する私自身の生き方も含め、
心の習慣も見つめ直す必要があるように感じた。
影の実習では、光ばかり見つめていては、物事を
平面的にしか捉えていない事。影を見つめることで
物事を立体的に捉えることができること。
立体的に捉えることで真実が見えてくること。
影を見ることで問題解決となる方法が見えてくる
ことが理解できた。それでも迷いや不安はついて
まわるけど”大丈夫だと信じること”だ。
また、影を正確に捉えるため、昼休みに公園の樹の下
に座り込み樹や鳩の絵をノートに描いた。とても
楽しい時間だった。
影には安心感と優しさがあるんだなぁ。
あらゆる生命と友だちになれたら、水と友だちに
なれたらその方がいい。
めだかのグラッシーとデストリーのように。
そんな風に生きたなら、状況はよりよく変化して
ゆくだろう。
風とともだちになろう…。